うらかた日記

予稿集を出すとして、予約金額を実費程度にするためには、１冊単価を出さなければならない。単価は、もちろん印刷数に依存するけれども、戦略的には確実に出る程度の冊数で見積もりをつくって、余計に出たら黒になるぐらいの設定がよい線になるであろう。
で、とりあえず、100冊で見積もりをとってみた。条件は
本文　500頁　上質44.5Kg紙
表紙　レザック、　表と背に印刷あり
あじろ製本
原稿ＰＤＦで完全原稿持ち込み

出てきた金額を１００でわってと、単価は
８０００円…………………………
だめじゃん…………これじゃあ１２冊ぐらいしか売れない……
個人的には１冊単価が2500円から3000円が限度かと思っていた。ちなみに、印刷が300冊になると単価が3000円まで下がる…。
問題は300冊うれるかどうかだ……………

ちなみに、こんなに高くなっているのは頁数/印刷物の比が高いため。昨年度のプログラムの印刷請求書を見ると、32頁毎に印刷代が60000円かかっている。この印刷代は輪転機をセットして動かす代金だから、印刷部数には、ほとんど依存しないだろう。すると、１頁のセット料金はおよそ2000円程度になる。これを１００冊で割ると、１頁２０円。コピーより遙かに高くなっている。1000部すれば２円までおちるのだけれど、絶対そんなには売れないよなぁ。