サンマースクール2007/07/15 21:55

岩波の古い国語辞典をみると、サマータイムという項目はなく、サンマータイムという項目がある。その当時の日本語のカタカナ表記規則では、mが重なるものはンで表記するという規約があったためだろうと思う。そういえば、ネマチックとか、スメクチックという表現も、原音に近くなるようにスメクティックとかネマティックと表記する人がいるけれども、学術用語として一応はチックで定まっていたはずなので、そこから改まらない限りは、ティックは不正確な表記なのだろう(なんて書くとすでにもとから。改まっていたりするのかもしれない)。
さらについでに書いてしまうと、偏光顕微鏡の英語の略称のPOMは個人的には好きではない。だって、顕微鏡といえば光学顕微鏡なわけで(歴史的にね)、光学以外の顕微鏡は区別するためにEとかSとかつけるべきだけれど、光学顕微鏡にOはいらないと思う。すると偏光顕微鏡はというとPLMという略称が、RMSの解説書には使われていて、個人的にはこれが格好いいと思っているのだけれど、残念ながらほとんど一般的ではない気がする。
話がそれてしまったけれど、行事担当理事のもう一つの役割はサンマースクールだったりする。で、来年は、それを結構みなければならないのだろうけれども、どうしたものかなぁと思案している。
というのは、大昔は、それなりに人が集まって、結構にぎやかだったのだけれど、ここのところは人の集まりは必ずしもよくなく、なんというか、赤がでるかでないかの境界ぐらいになっている。その時にL晶学会としてサンマースクールで何をするのかというのが、今ひとつ定まっていない。
で、うだうだと考えていた。個人的には、もっと基礎よりと思いながら、その基礎の内容が思い浮かんでいなかったのだけれど、理事会のあとで、ふと、基板の洗浄とか、ポリイミドとラビングとか、セル作りに関する話を一通りやるだけで、随分と時間が必要だなということに気がついた。問題は、誰にお願いするかなんだけれども…。
ちょっと、来年は毛色の変わったサマースクールにしてみたい気がする。で、大赤をだしたりして……………。

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