K彩賞の審査方法 ― 2007/06/18 21:13
土曜日にA木先生とK彩賞の審査をどうするかについても話をしていた。K彩賞は、あくまでも発表者個人に対する賞なので、研究室の仕事との区別をつけなければならない。それが、発表内容より本人が分かっているかとかいった文言に含まれているのだけれど、なかなか、それを通すのは難しい。
その分野に精通していないと、研究室の仕事が何処までで本人の寄与が何処までかの判断がつきにくく、つい、目のつく発表に高い点が行くようになる。そして、その分野に精通していると、つい、内容に踏み込んでしまって、本人の能力が二の次の判断になってしまう。
というわけで、今年は、少しばかり審査員の方に対するレクチャーをしたらどうだろうという方向になっている。手間は増えるけれども、多分、審査のレベルアップにつながることで、それは、地味だけれども、日本の科学技術にとって非常に重要なことだろうと思う。
その分野に精通していないと、研究室の仕事が何処までで本人の寄与が何処までかの判断がつきにくく、つい、目のつく発表に高い点が行くようになる。そして、その分野に精通していると、つい、内容に踏み込んでしまって、本人の能力が二の次の判断になってしまう。
というわけで、今年は、少しばかり審査員の方に対するレクチャーをしたらどうだろうという方向になっている。手間は増えるけれども、多分、審査のレベルアップにつながることで、それは、地味だけれども、日本の科学技術にとって非常に重要なことだろうと思う。
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